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ボトックスで失敗しやすい部位は?失敗例・原因・避ける方法を医療視点で解説

上尾医師

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上尾医師

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ボトックスで失敗しやすい部位を医療視点で解説するイメージ

結論|ボトックスで失敗しやすい部位は「表情に関わる部位」

ボトックスで失敗が起こりやすい部位は、額・眉間・目尻・エラ・口角・人中など、表情筋が複雑に関与する部位です。

特に失敗が起こりやすい原因は、筋肉の解剖理解不足、注入量の過不足、左右差の見落とし、顔全体のバランスを無視した注入、適応外への施術です。

ボトックスは「打てば若返る治療」ではありません。筋肉の動きをコントロールする治療であるため、医師の技術差が結果に直結します。

ボトックスとは?医学的定義とよくある誤解

ボトックスとは

ボトックスとは、ボツリヌストキシン製剤を筋肉へ注入し、筋肉の過剰な動きを抑制する治療です。

主に、表情ジワ改善、小顔形成、食いしばり改善、肩こり改善、多汗症治療などを目的として使用されます。

美容医療で使われる代表製剤には、ボトックスビスタ、ニューロノクス、コアトックス、ボツラックスなどがあります。

ボトックス注射で使用されるボツリヌストキシン製剤のイメージ

よくある誤解

「たくさん打つほど効果が高い」は誤解です。

過剰注入は不自然な表情を作ります。特に、笑えない、目が重い、表情が固い、眉が吊り上がる、口元が不自然、頬がこけるといった状態が起こりやすくなります。

「どこで打っても同じ」は誤解です。

ボトックスは注入技術で結果が大きく変わります。同じ製剤でも、注入位置、深さ、単位数、希釈、左右バランスによって仕上がりは大きく異なります。

ボトックスで失敗しやすい部位一覧

額や眉間のボトックスで注意したい表情筋のイメージ

額ボトックス

失敗例

額ボトックスでは、目が開けにくい、まぶたが重い、能面のような表情になる、眉が吊り上がるなどの失敗例があります。

原因

額のシワは、前頭筋を持ち上げることで入ります。前頭筋を持ち上げるのは、単なるクセの場合もありますが、中には眼瞼下垂の方が見開きをカバーするために前頭筋を使ってまぶたを持ち上げているケースがあります。後者の場合、まぶたが重くなり目が開けにくくなります。

特に、まぶたが重い人、額を使って目を開ける人、加齢で皮膚が下垂している人はリスクが高くなります。

眉間ボトックス

失敗例

眉間ボトックスでは、怒ったような顔になる、眉尻が吊り上がり怒ったような額になる、表情が不自然になる、まぶたが重くなるなどの失敗例があります。

原因

眉間は、皺眉筋・鼻根筋・眉毛下制筋など、複数の筋肉が複雑に関与しています。一部だけ効きすぎると、筋バランスが崩れて不自然になります。

目尻ボトックス

失敗例

目尻ボトックスでは、笑顔が不自然になる、涙袋が消えるなどの失敗例があります。

原因

目周囲は筋肉が非常に薄く、薬剤が拡散しやすい部位です。注入位置がずれると笑顔全体に影響します。

エラボトックス

失敗例

エラボトックスでは、頬がこける、たるみが強調される、笑いにくいなどの失敗例があります。

原因

咬筋だけでなく周囲筋まで薬剤が広がると笑いにくくなります。エラボトックスで咬筋の狭小化が起こります。頬骨が張っていて頬こけの傾向がある方がエラボトックスを過量に打つと頬がコケます。たるみが強い方は咬筋の狭小化で、よりたるみが目立つことがあります。

口角ボトックス

失敗例

口角ボトックスでは、笑い方が不自然になる、口が閉じづらい、ストローが使いにくいなどの失敗例があります。

原因

口周囲は日常動作に直結する筋肉が集中しています。微量調整が重要です。

  • “上尾医師"/

    上尾医師

  • 口周囲は少量でも変化が出やすく、実際に「ストローが使いにくい」「発音しづらい」など、違和感に関する相談があります。
    当院では、口元のボトックスは段階的調整を重視しています。

人中短縮ボトックス

失敗例

人中短縮ボトックスでは、上唇が動かない、発音しにくい、ストローを吸いにくいなどの失敗例があります。

原因

口輪筋への作用が強く出すぎることで起こります。人中は少量でも変化が出やすい反面、失敗時の違和感も大きい部位です。

ボトックス失敗のメカニズム

原因は「筋肉バランスの崩れ」

ボトックス失敗の本質は、筋肉の力関係が崩れることです。

例えば額では、前頭筋が弱まることで目を開ける補助が減り、まぶたが重くなるという流れで失敗が起こります。

  • “上尾医師"/

    上尾医師

  • 実際の診察では、無表情だけでなく笑った時や目を開けた時などの筋肉の動きを確認し、注入する位置を決定しています。

顔は複数筋肉が連動している

1つの筋肉だけで表情は作られていません。そのため、一部だけ止める、左右差がある、過剰注入することで予想外の変化が起こります。

ボトックスのダウンタイム・リスク・注意点

主なダウンタイム

ボトックスの主なダウンタイムには、内出血、腫れ、違和感、重だるさなどがあります。多くは数日〜2週間程度で改善します。

ボトックス後のダウンタイムや注意点を説明するイメージ

失敗症状が出る時期

2〜14日後に出やすい

ボトックスは徐々に効く治療です。そのため、当日は問題なくても、数日後に違和感が出たり、1週間後に不自然さを感じたりすることがあります。

修正はすぐできない

効きすぎた場合は、効果が弱まるまで待機することが基本です。拮抗薬はありますが、効果持続期間が短く、1〜2週間おきに投与する必要があります。通常は3〜6か月で改善します。

  • “上尾医師"/

    上尾医師

  • 診療経験上、違和感のピークは1〜2週間であることが多いです。

ボトックスと他治療の比較

項目 ボトックス ヒアルロン酸 糸リフト
主目的 筋肉抑制 ボリューム補正 たるみ引き上げ
即効性 数日後 直後 直後
失敗例 表情不自然 凹凸・塞栓 引きつれ
修正性 時間経過待ち 溶解可能 除去が必要な場合あり
持続 3〜6か月 6〜18か月 1〜2年
技術差 大きい 大きい 大きい
表情への影響 強い 少ない 中程度

ボトックスのメリット

切らずに改善できる

メスを使わずに治療が可能です。

ダウンタイムが短い

施術直後から日常生活に戻りやすいです。

予防美容として優秀

シワ形成を予防できます。

小顔効果が期待できる

エラ張り改善に有効です。

ボトックスのデメリット

医師の技術差が大きい

解剖理解が結果を左右します。

表情が変化する

自然さ重視の調整が必要です。

効果が永久ではない

継続治療が必要です。

修正が難しい

効きすぎた場合は時間経過を待つ必要があります。

ボトックスで失敗しないためのポイント

安さだけで選ばない

極端な低価格は注意が必要です。

  • “上尾医師"/

    上尾医師

  • ボトックスは単位数だけでなく「どこにどの深さで打つか」が結果を左右します。
    当院では、価格だけでなく自然な表情設計を重視しています。

解剖理解のある医師を選ぶ

症例数だけでなく、デザイン力、顔全体評価、筋肉診断が重要です。

自分に合う量を見極める

「効かせすぎない設計」が自然な仕上がりにつながります。

恵聖会クリニックのボトックス治療が選ばれる理由

顔全体バランスを重視した診察

単純にシワだけを見るのではなく、表情筋、骨格、左右差、加齢変化を総合的に評価しています。

自然な変化を重視

「効かせすぎない調整」を重視しています。不自然な無表情を避け、自然な若返りを目指します。

  • “上尾医師"/

    上尾医師

  • 経験上、効かせすぎない設計の方が満足度が高い傾向にあります。
    そのため当院では、効果が足りなかったという場合に備えて微調整料金を設定しており、低価格で追加させていただきます。

幅広い部位に対応

当院では、額、眉間、目尻、目の下、鼻根、バニーライン、エラ、広頚筋、ターキーネック、肩、ワキ、口角、人中、アゴ、ガミースマイルなど幅広いボトックス治療に対応しています。

修正リスクも踏まえたカウンセリング

メリットだけでなく、起こり得る違和感、ダウンタイム、適応外ケースも事前に丁寧に説明しています。

FAQ|ボトックスで失敗しやすい部位について

Q1. ボトックスで目が開けにくくなることはありますか?

あります。額ボトックスの効果が出過ぎたり元々眼瞼下垂のある人が額ボトックスを打つと起こり得ます。

  • “上尾医師"/

    上尾医師

  • 実際の外来では、「目が重くなるのが怖い」という相談は、額ボトックスで非常に多く見られます。
    当院では額にシワがあっても眉を使って目を開けている方には注入量を弱めて調整しています。

Q2. エラボトックスで頬こけしますか?

頬骨が張っている方は、咬筋の狭小化によって頬こけが目立つ傾向があります。

Q3. ボトックス失敗は治せますか?

基本的には、時間の経過とともに改善を待つことになりますが、症状を緩和させる「拮抗薬」を使用する方法もあります。
ただし効果持続期間が短いため、1〜2週間に一度のペースでの注射が必要になります。拮抗薬を打つのが難しい方はボトックスの効果が切れるまで3〜6ヶ月ほど、お待ちいただくことになります。

  • “上尾医師"/

    上尾医師

  • 当院では、頬コケ傾向がある方には適応を慎重に判断しています。

Q4. ボトックスは何日後から効きますか?

通常2〜7日程度で効き始めます。

Q5. ボトックスは永久効果ですか?

永久的な効果はありません。1回の注入による効果は一般的に3〜6ヶ月ほど持続します。
ただし、定期的に施術を継続することで、効果が長持ちしやすくなる傾向があります。

Q6. ボトックス後に気をつけることは?

当日の激しい運動・飲酒・長時間入浴は避けます。

Q7. 製剤による違いはありますか?

効果の安定性、持続期間に差があります。

Q8. ボトックスはどのくらい持続しますか?

一般的には3〜6か月です。

まとめ|ボトックスは「部位選び」と「医師選び」が最重要

ボトックスで失敗しやすい部位は、額、眉間、目尻、口周囲、エラなど、表情筋が複雑に関与する部位です。

失敗の原因は、過剰注入、解剖理解不足、筋肉バランス崩壊が中心です。

ボトックスは「簡単な注射治療」ではありません。自然な仕上がりには、適切な診断、解剖理解、微調整技術が必要です。

  • “上尾医師"/

    上尾医師

  • 初診時には「どこで受けても同じだと思っていた」という患者様も少なくありません。
    SNSでは、「気軽な治療」として紹介されることも多いですが、実際には解剖理解が非常に重要な施術です。

当院では、単にシワを止めるのではなく、「自然に若返ること」を重視したボトックス治療を行っています。

監修医情報

上尾 弘美医師
医師名
上尾 弘美
略歴
2016年 愛媛大学医学部卒業
卒業後、大学病院、関連市民病院にて小児科医として従事
2023年 某美容外科クリニック勤務を経て、恵聖会クリニック入職
所属学会
ボトックスVST認定医
ジュビダームVST認定医
資格
小児科専門医
上尾医師プロフィール

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