ドクター・スタッフコラム

小顔注射の効果と持続期間は?ボトックスと脂肪溶解注射の違いを医師が解説

田中医師

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田中医師

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小顔注射の効果と持続期間を医師が解説

「小顔注射」は1種類の治療名ではありません。代表的なのは、発達したエラの筋肉を小さく見せるボトックス注射と、頬・アゴ下などの脂肪を減らす脂肪溶解注射です。

エラボトックスの作用は約3〜4ヶ月が目安で、脂肪溶解注射は減少した脂肪細胞が元の状態に戻りにくいため、効果はより長期的です。ただし、顔が大きく見える原因が骨格やたるみにある場合、小顔注射だけでは十分な変化を得られません。

重要なのは、筋肉・脂肪・たるみ・骨格のどれが原因かを診断して治療を選ぶことです。

小顔注射とは?ボトックスと脂肪溶解注射の違い

小顔注射は医学的に1つの治療を指す言葉ではない

「小顔注射」という名称は、医学的に特定の薬剤や治療法を指す正式名称ではありません。
美容医療では主に、次のような注射治療が小顔治療として行われています。

  • エラボトックス
  • 脂肪溶解注射
  • フェイスラインへのボトックス治療
  • アゴ周囲の輪郭を整える注入治療

特に検索されることが多いのが、エラボトックスと脂肪溶解注射の違いです。

この2つは同じ「小顔注射」と呼ばれていても、作用する組織がまったく異なります。

エラボトックスは咬筋を小さくする治療

エラボトックスは、A型ボツリヌストキシン製剤をエラ部分の咬筋(こうきん)へ注入する治療です。
ボツリヌストキシンには、神経から筋肉へ送られる信号を一時的に弱める作用があります。咬筋の収縮が抑えられることで、発達した筋肉が徐々に薄くなり、正面から見たときのフェイスラインがすっきりして見えるようになります。

特に、次のような方に適しています。

  • 奥歯を噛みしめるとエラ部分が硬く盛り上がる
  • 歯ぎしりや食いしばりが強い
  • 骨格より筋肉によって下顔面が広く見える

恵聖会クリニックでも、咬筋の発達によって顔が大きく見えている場合には、ボトックスによる小顔治療を行っています。

ボトックス注入について詳しく見る

脂肪溶解注射は頬やアゴ下の脂肪を減らす治療

脂肪溶解注射は、頬・フェイスライン・アゴ下などの皮下脂肪へ薬剤を注入し、脂肪組織へ作用させる治療です。
脂肪溶解注射は製剤によって成分や作用が異なるため、「脂肪溶解注射ならすべて同じ」と考えるのは正しくありません。

恵聖会クリニックで取り扱うBNLSアルティメットは、植物由来成分を主体とし、デオキシコール酸などを配合した脂肪溶解注射です。頬やアゴ下など、ダイエットだけでは落としにくい局所的な脂肪への治療に用います。

  • 田中医師

    田中医師

  • 実際の相談では、「小顔注射を打てば顔全体が小さくなる」と考えている方が少なくありません。しかし、エラ張りの原因が咬筋なのか、頬やアゴ下の脂肪なのかで適切な治療は変わります。当院では、まず顔を大きく見せている原因を確認してから治療方法を判断します。

脂肪溶解注射のパッケージイメージ
BNLS(脂肪溶解注射)について詳しく見る

顔が大きく見える原因は筋肉・脂肪・たるみ・骨格の4つ

小顔治療で重要なのは、「どの施術が人気か」ではなく、自分のフェイスラインを大きく見せている原因が何かを判断することです。

原因1.エラの筋肉が発達している

奥歯を強く噛んだとき、耳の前から下顎角付近に硬い膨らみが出る場合は、咬筋が発達している可能性があります。

咬筋が大きくなる原因には、次のようなものがあります。

  • 強い食いしばり
  • 歯ぎしり
  • 硬い食べ物をよく噛む習慣
  • もともとの筋肉量

このタイプでは、脂肪を減らしてもエラの横幅は大きく変わりません。

咬筋に対するボトックスが第一候補になります。

咬筋の位置を示すイメージ

原因2.頬やアゴ下の脂肪が多い

頬をつまんだときに厚みがある、横顔で二重アゴが目立つという場合は、皮下脂肪がフェイスラインを大きく見せている可能性があります。

この場合は、脂肪そのものを対象とする次のような治療を検討します。

  • 脂肪溶解注射
  • 顔の脂肪吸引

エラボトックスは脂肪を溶かす治療ではないため、脂肪が主な原因の方へ大量に注入しても十分な小顔効果は得られません。

原因3.皮膚や皮下組織のたるみ

加齢などによって頬の組織が下垂すると、フェイスラインが四角く広がって見えることがあります。

このタイプでは、たるみに対する次のような治療が候補です。

  • 医療ハイフ(HIFU)
  • 高周波治療
  • 糸リフト
  • フェイスリフト

脂肪だけを過度に減らすと、かえって皮膚の余りが目立つこともあるため注意が必要です。

原因4.エラや頬骨などの骨格

咬筋を緩めた状態でも下顎角が大きく張り出している場合は、骨格が原因と考えられます。
骨格そのものを注射で小さくすることはできません。

骨格によるエラ張りが強い場合は、エラ骨切りや輪郭形成などの美容外科手術を検討します。
恵聖会クリニックでは、小顔の原因を脂肪・筋肉・たるみ・骨格に分けて治療方法を提案しています。

  • 田中医師

    田中医師

  • 診察では、正面からの輪郭を見るだけではなく、噛みしめたときの咬筋の厚み、頬・アゴ下の脂肪量、皮膚のたるみ、骨格を確認します。実際には筋肉と脂肪が両方関係している方も多く、どちらか一方だけを治療すればよいとは限りません。

小顔ボトックスの効果はいつから?持続期間は何ヶ月?

エラボトックスは数週間から1〜2ヶ月で小顔効果が分かりやすくなる

ボトックスは注射した直後にエラが細くなる治療ではありません。

一般的な経過は、次のとおりです。

  • 施術後2〜3日:筋肉の働きが徐々に弱くなる
  • 1〜2週間:ボトックスの作用が安定する
  • 数週間〜1〜2ヶ月:咬筋の厚みが減り、フェイスラインの変化を感じやすくなる
  • 3〜4ヶ月以降:筋肉の働きが徐々に戻る

咬筋へのボツリヌストキシン注射では、研究でも施術後12週前後に筋肉の厚みや体積の減少が確認されています。

エラボトックスの持続期間は約3〜4ヶ月が目安

ボトックスは神経や筋肉を永久に破壊する治療ではありません。
時間が経過すると神経から筋肉への伝達が回復し、咬筋も徐々に動くようになります。

そのため、ボトックスそのものの作用期間は約3〜4ヶ月が基本的な目安です。

恵聖会クリニックでも、効果を維持したい場合は筋肉の動きを確認しながら適切な時期に再注入を検討します。
ただし、小顔の見た目は筋肉の厚みが変化して現れるため、「3ヶ月たった瞬間に元の輪郭へ戻る」という意味ではありません。

ボトックスを繰り返すと効果は長持ちする?

適切な間隔でエラボトックスを繰り返すと、咬筋が大きく発達しにくい状態を維持しやすくなります。

一方で、次のような治療は適切ではありません。

  • 必要以上に短い間隔で注入する
  • 小顔にしたいからと過剰量を注入する
  • 咬筋が十分小さくなっているのに繰り返す

再注入の時期は「何ヶ月たったか」だけで決めず、咬筋の動きや厚みを診察して判断します。

  • 田中医師

    田中医師

  • エラボトックスでは「多く打つほど小顔になる」という誤解がよくあります。実際には、咬筋の大きさや左右差に合わせて注入量と位置を調整することが重要です。筋肉を必要以上に弱めると、噛みにくさやフェイスラインのバランス変化につながるため、適量を見極めます。

脂肪溶解注射の効果はいつから?持続期間はどれくらい?

脂肪溶解注射は1回で完成する治療ではない

脂肪溶解注射は、注射直後に脂肪がなくなる治療ではありません。
薬剤が脂肪組織へ作用したあと、体内で処理される過程を経て輪郭が変化していきます。

製剤によって経過は異なりますが、恵聖会クリニックで使用するBNLSでは早い方は数日程度から変化を感じることがあり、1回でも効果は期待できます。

ただし、十分な変化を希望する場合には3回以上の治療を推奨しています。次の治療は1週間程度の間隔を空けて検討できます。

脂肪溶解注射の効果は長期間維持しやすい

ボトックスと大きく異なるのが持続性です。
ボトックスは時間とともに神経筋伝達が回復しますが、脂肪溶解注射は脂肪組織そのものを減少させる治療です。

そのため、減少した脂肪細胞が短期間で元の状態へ戻ることは基本的にありません。
デオキシコール酸によるアゴ下脂肪治療では、治療後3年間にわたり輪郭改善が維持された臨床研究も報告されています。

ただし、施術後に体重が大きく増えれば、残っている脂肪細胞が大きくなり、再び頬やアゴ下がふっくらすることはあります。

つまり、「脂肪溶解注射を受ければ、その後どれだけ太っても二重アゴにならない」という治療ではありません。

エラボトックスと脂肪溶解注射は併用できる

咬筋と脂肪の両方がフェイスラインを大きく見せている場合は、ボトックスと脂肪溶解注射を組み合わせることもあります。

例えば、次のようなタイプです。

  • エラ部分は硬く張っている
  • 頬には脂肪の厚みがある
  • アゴ下にも脂肪がついている

ただし、「小顔効果を強くしたいから両方受ける」と単純に決めるのではなく、それぞれの適応があるかを診察します。

  • 田中医師

    田中医師

  • 「エラボトックスと脂肪溶解注射のどちらがいいですか」という相談は多くありますが、優劣ではなく原因の違いで選びます。咬筋が原因ならボトックス、皮下脂肪が原因なら脂肪溶解注射です。両方が関係している場合には、顔全体のバランスを見ながら組み合わせを提案します。

小顔注射のダウンタイム・副作用・リスク

エラボトックスのダウンタイム

エラボトックスは比較的ダウンタイムの短い治療ですが、副作用がまったくないわけではありません。

主な症状は、次のとおりです。

  • 注射時の痛み
  • 赤み
  • 腫れ
  • 内出血
  • 一時的な噛みにくさ
  • 咀嚼時の疲れ
  • 左右差
  • 表情の違和感

注入位置や量が適切でない場合、周囲の表情筋まで作用し、笑ったときの口元に左右差が出ることがあります。

脂肪溶解注射のダウンタイム

脂肪溶解注射では、使用する製剤や注入量によってダウンタイムが異なります。

主な症状は、次のとおりです。

  • 注射時の痛み
  • 内出血
  • 赤み
  • かゆみ
  • 腫れ
  • 圧痛
  • 一時的な硬さ

恵聖会クリニックのBNLSでは、内出血・かゆみ・発赤などを主なリスクとして案内しています。
デオキシコール酸を使用する脂肪溶解治療では、海外の臨床試験で注入部位の腫れや痛みなどの局所症状が報告されているため、製剤ごとの特徴を理解したうえで治療を受けることが重要です。

小顔注射後に避けたいこと

施術内容によって異なりますが、注射直後は一般的に、次のような行為は控えるのが基本です。

  • 注入部位を強く圧迫する
  • 必要以上にこする
  • 当日の激しい運動
  • 長時間のサウナ
  • 過度な飲酒

ボトックスでは、薬剤が意図しない範囲へ広がらないようにすることが重要です。施術後の過ごし方は、必ず医師・スタッフから案内された内容に従ってください。

  • 田中医師

    田中医師

  • 注射治療は手術と比べて受けやすいため、「ほとんどリスクがない」と考えられがちです。しかし、顔には細かな血管・神経・表情筋が存在します。当院では単に注射するのではなく、解剖を踏まえて注入位置や深さを判断し、施術後の経過にも対応します。

エラボトックス・脂肪溶解注射・脂肪吸引の違い【比較表】

項目 エラボトックス 脂肪溶解注射 顔の脂肪吸引 HIFU・高周波治療
主な対象 咬筋 頬・アゴ下の脂肪 頬・アゴ下の脂肪 たるみ・皮膚のゆるみ
小顔になる仕組み 筋肉の働きを弱めて薄くする 脂肪組織へ作用してボリュームを減らす 脂肪を直接吸引する 熱エネルギーで引き締める
効果を感じる時期 数週間〜1〜2ヶ月 数日〜数週間以降 腫れが落ち着いてから 数週間〜数ヶ月
持続性 約3〜4ヶ月が基本 長期的 長期的 数ヶ月程度が中心
ダウンタイム 比較的短い 比較的短い 腫れ・内出血・むくみあり 比較的短い
1回の変化 咬筋が発達していれば期待できる 脂肪量によって複数回必要 比較的大きい 引き締めが中心
向いている人 筋肉によるエラ張り 部分的な脂肪が気になる人 脂肪量が多くしっかり減らしたい人 たるみが原因のフェイスライン
苦手な原因 脂肪・骨格 筋肉・骨格 筋肉・骨格 強い骨格・大きな脂肪量

小顔治療では、「ダウンタイムが短いから注射」「効果が強そうだから脂肪吸引」と選ぶのではなく、原因と希望する変化量を合わせることが重要です。

小顔注射のメリット・デメリット

小顔注射のメリット

ボトックスや脂肪溶解注射には、次のメリットがあります。

  • メスを使用しない
  • 傷跡がほとんど目立たない
  • 施術時間が比較的短い
  • 手術よりダウンタイムを抑えやすい
  • エラやアゴ下など特定の部位を治療できる
  • 自然な変化を希望する方にも選択しやすい

特に、「大きな手術は避けたいがフェイスラインを整えたい」という方に適した治療です。

小顔注射のデメリット

一方で、次の限界があります。

  • 骨格を小さくすることはできない
  • 1回で劇的な変化が出るとは限らない
  • ボトックスは効果が永久ではない
  • 脂肪溶解注射は複数回必要になることがある
  • たるみが強いと脂肪を減らすだけでは改善しにくい
  • 注射でも副作用や左右差のリスクはある

「注射=どんな顔でも簡単に小顔になる」という考え方は正しくありません。

小顔注射が向いている人・向いていない人

エラボトックスが向いている人

  • 噛みしめるとエラの筋肉が盛り上がる
  • 食いしばりが強い
  • 正面から見た下顔面の横幅が気になる
  • 骨切りまでは希望していない
  • ダウンタイムを抑えたい

脂肪溶解注射が向いている人

  • 二重アゴが気になる
  • 頬の脂肪を部分的に減らしたい
  • 体重を落としても顔だけ痩せにくい
  • 脂肪吸引には抵抗がある
  • 少しずつ自然にフェイスラインを整えたい

小顔注射だけでは改善しにくい人

  • エラ骨そのものが大きい
  • 頬骨が強く張り出している
  • 強いたるみがある
  • 脂肪量が多く大きな変化を希望している
  • アゴの形や輪郭そのものを大きく変えたい

このような場合は、脂肪吸引、たるみ治療、輪郭形成など別の施術を含めて検討します。

恵聖会クリニックが小顔治療で選ばれる理由とポリシー

医師が筋肉・脂肪・たるみ・骨格を診察する小顔治療

筋肉・脂肪・たるみ・骨格を一つの視点だけで判断しない

恵聖会クリニックでは、小顔治療を「エラボトックスだけ」「脂肪溶解注射だけ」と限定して考えていません。

顔が大きく見える原因には、次のようなものがあり、それぞれ適した治療が異なります。

  • 咬筋
  • 頬・アゴ下の脂肪
  • バッカルファット
  • 皮膚や皮下組織のたるみ
  • エラや頬骨などの骨格

ボトックス、脂肪溶解注射、脂肪吸引に加え、HIFUや高周波治療(XERF・サーマクールFLX)、糸リフトなどのリフトアップ治療、輪郭形成まで幅広い選択肢があるからこそ、診察結果に合わせて施術を提案できることが当院の強みです。

脂肪吸引4,760件を含む豊富な症例経験

恵聖会クリニックでは、幅広い美容医療を長年行ってきました。

顔やボディの輪郭形成に関係する脂肪吸引の症例実績は、4,760件です。

※2025年12月31日現在

脂肪溶解注射が適しているのか、脂肪吸引まで行った方が希望する変化に近づけるのかを判断するうえでも、複数の治療を経験していることは重要です。

2000年開院、2026年で27年目

恵聖会クリニックは2000年に開院し、2026年で開院27年目を迎えます。
開院から間もなく30年となる長い診療経験の中で、顔立ち・年齢・脂肪量・筋肉量が異なる多くの患者様の相談に向き合ってきました。

その経験をもとに、流行の施術を一律に勧めるのではなく、患者様お一人おひとりに合う治療を判断します。

ご紹介で来院される患者様も多い

恵聖会クリニックでは、ご家族やご友人からの紹介で来院される患者様も毎月多くいらっしゃいます。
「すべての方にご満足いただける施術を提供し続ける」という姿勢を大切にし、その積み重ねが患者様からのご紹介にもつながっていると考えています。

必要のないアップセルを行わない

小顔治療では、複数の施術を組み合わせる提案ができる一方で、必要のない治療まで追加すれば費用は大きくなります。

「高度な美容医療を適正価格でご提供する」

恵聖会クリニックでは、この方針のもと、ホームページに記載されていない高額な施術へ誘導するようなアップセルは行いません。
必要な治療と不要な治療を説明し、納得いただいたうえで施術を選んでいただきます。

無理・強引な勧誘をしない

診察を受けたからといって、その日に施術を受けなければならないわけではありません。
治療方法、期待できる変化、費用、ダウンタイム、リスクについて理解し、納得したうえで治療を受けることが重要です。

恵聖会クリニックでは、無理・強引な勧誘は行わず、患者様自身が判断できるよう説明することを大切にしています。

施術後のアフターフォローまで対応

美容医療は、施術を受けた時点で終わりではありません。
「腫れが思ったより続いている」「左右差が気になる」「ボトックスが効きすぎていないか心配」といった不安が生じることもあります。

恵聖会クリニックでは、施術後の経過まで責任を持って確認し、必要に応じて診察を行うアフターフォローを重視しています。

「大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室」と連携

恵聖会クリニックは、「大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室」と連携し、保険診療における形成外科治療領域の技術の向上を目指しています。
美容医療でも、顔の解剖を理解し、安全性と仕上がりの両方を考えて治療を行うことを大切にしています。

  • 田中医師

    田中医師

  • 当院では「できるだけ小顔にしてください」という希望があっても、必要以上に脂肪を減らしたり筋肉を弱めたりする治療は勧めません。小顔治療では正面の横幅だけでなく、頬のボリューム、アゴ下、たるみ、横顔まで含め、顔全体のバランスを整えることが重要です。

小顔注射についてよくある質問

Q1.小顔注射は何日後から効果が出ますか?

治療によって異なります。エラボトックスは筋肉への作用が数日後から始まり、小顔の見た目は数週間〜1〜2ヶ月で分かりやすくなります。脂肪溶解注射は製剤によって異なり、BNLSでは早い方は数日程度から変化を感じます。

Q2.小顔ボトックスは何ヶ月もちますか?

ボトックスそのものの作用は約3〜4ヶ月が基本的な目安です。効果は突然なくなるのではなく、咬筋の動きが徐々に戻ります。

Q3.エラボトックスは一生続きますか?

続きません。神経から筋肉への伝達は時間とともに回復するため、効果を維持したい場合は再注入を検討します。

Q4.脂肪溶解注射は何回で小顔になりますか?

1回でも変化を期待できますが、脂肪量や希望する仕上がりによって、複数回の治療が必要です。恵聖会クリニックのBNLSでは、十分な効果を希望する場合は3回以上を推奨しています。

Q5.脂肪溶解注射の効果は元に戻りますか?

減少した脂肪細胞が短期間で元の状態へ戻ることは基本的にありません。ただし、体重が増加すると残った脂肪細胞が肥大し、フェイスラインが再び大きく見えることはあります。

Q6.ボトックスと脂肪溶解注射はどっちが小顔になりますか?

原因によって異なります。咬筋が発達している方はボトックス、頬やアゴ下の皮下脂肪が多い方は脂肪溶解注射が適しています。

Q7.エラボトックスと脂肪溶解注射を同時にできますか?

筋肉と脂肪の両方が原因なら、組み合わせることがあります。必要性は咬筋の厚み、脂肪量、顔全体のバランスを診察して判断します。

Q8.小顔注射をしても効果がない人はいますか?

います。骨格や強いたるみが原因の場合、ボトックスや脂肪溶解注射だけでは十分な変化を得られません。原因に応じて輪郭形成、脂肪吸引、HIFU、高周波治療、リフトアップ治療などを検討します。

まとめ|小顔注射は「何を減らす治療か」で効果と持続期間が変わる

小顔注射には主に、咬筋を小さく見せるエラボトックスと、頬やアゴ下の脂肪を減らす脂肪溶解注射があります。

エラボトックスは約3〜4ヶ月が作用期間の目安で、脂肪溶解注射は脂肪組織そのものを減らすため、より長期的な効果を期待できます。

ただし、小顔治療で最も重要なのは「どの注射が一番効くか」ではありません。筋肉・脂肪・たるみ・骨格のどれが顔を大きく見せているのかを正しく診断することです。

  • “田中医師"/

    田中医師

  • 恵聖会クリニックでは、ボトックスや脂肪溶解注射だけでなく、脂肪吸引、HIFUや高周波治療(XERF・サーマクールFLX)、糸リフトなどのリフトアップ治療、輪郭形成まで幅広い治療を行っています。患者様お一人おひとりの原因と希望する変化を確認し、必要のない治療を追加するのではなく、適した方法をご提案することを大切にしています。

ボトックス注入について詳しく見る

BNLS(脂肪溶解注射)について詳しく見る

監修医情報

田中 宏樹医師
医師名
田中 宏樹
略歴
2011年 徳島市立高校 理数科 卒業
2018年 徳島大学医学部 卒業
2018年 大阪警察病院 臨床研修医
2020年 大阪大学 形成外科入局
2020年 新潟大学医歯学総合病院 形成外科・美容外科
2021年 大阪母子医療センター 形成外科
2023年 箕面市立病院 形成外科
2026年 恵聖会クリニック入職
所属学会
日本形成外科学会
日本美容外科学会(JSAS)
日本美容外科医師会
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本創傷外科学会
資格
日本専門医機構認定 形成外科専門医
乳房増大用エキスパンダー/インプラント実施医師
乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施医師
ボトックスビスタ認定医
ジュビダームビスタ認定医
日本化粧品検定2級/1級
日本化粧品検定特級/コスメコンシェルジュ
メイクカラーコンシェルジュ
コスメライター
田中医師プロフィール

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