ドクター・スタッフコラム

豊胸は何年くらい持ちますか?シリコンバッグ・脂肪注入・ハイブリッド豊胸の持続期間を解説

菅野医師

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菅野医師

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豊胸の持続期間をシリコンバッグ・脂肪注入・ハイブリッド豊胸で比較

結論からいうと、豊胸が何年持つかは施術方法によって異なります。
シリコンバッグ豊胸は10年以上維持できることもありますが、バッグは永久に使える医療機器ではなく、「10年で必ず交換」という決まりもありません。脂肪注入豊胸は、術後3〜6ヶ月ほどで定着した脂肪が自分の組織として長期的に残ります。ハイブリッド豊胸は、この2つの特徴を組み合わせた方法です。米国FDAも乳房インプラントについて「生涯使用できる機器ではない」と明示しており、長期的な経過確認が重要です。

豊胸とは何か

豊胸の医学的な定義

豊胸とは、乳房のボリュームや形を整えるために、シリコンバッグや自分の脂肪などを用いて乳房を増大させる治療です。

代表的な方法には、次の3つがあります。

  • シリコンバッグ豊胸:乳房内にシリコン製のインプラントを挿入する
  • 脂肪注入豊胸:腹部や太ももなどから採取した自分の脂肪を乳房へ注入する
  • ハイブリッド豊胸:シリコンバッグと脂肪注入を組み合わせる

恵聖会クリニックでも、シリコンバッグ豊胸、脂肪注入豊胸、ハイブリッド豊胸を扱っており、希望するサイズや体型、乳房の状態に応じて方法を選択しています。

  • Before写真
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豊胸術(シリコンバッグ)
¥560,000(税込¥616,000)※掲載当時の費用
【リスク・副作用】腫れ・内出血・血腫・リンパ貯留 ※術後のフォローは、責任を持って行います。

  • Before写真
  • After写真

脂肪注入豊胸術
¥200,000(税込 ¥220,000)※掲載当時の費用 ※脂肪注入には、別途、脂肪吸引費用と麻酔代が必要となります
【リスク・副作用】腫れ・浮腫・内出血・感染症・血腫 ※術後のフォローは、責任を持って行います。

「豊胸が持つ期間」には2つの意味がある

「豊胸は何年持つのか」を考えるときは、次の2つを分ける必要があります。

  1. 豊胸によって得られたボリュームがどのくらい維持されるか
  2. バッグや注入脂肪に問題がなく、安全に維持できる期間はどのくらいか

シリコンバッグは体内に吸収されないため、破損や被膜拘縮などが起こらなければボリュームは維持されます。

一方、脂肪注入では最初に注入した脂肪がすべて残るわけではありません。術後数ヶ月で一部が吸収され、血流を得て定着した脂肪が長期的に残ります。脂肪注入豊胸については、研究によって平均的な脂肪残存率に幅があり、約1年時点で30〜60%台とする報告があります。

「シリコンバッグは10年で交換」は正しい?

シリコンバッグ写真

10年経過しただけで、必ずシリコンバッグを交換する必要があるわけではありません。

乳房インプラントには一律の使用期限が設定されているわけではなく、交換時期は、

  • バッグの破損
  • 被膜拘縮
  • 痛み
  • 硬さ
  • 左右差
  • 位置の変化
  • 希望するサイズの変化

などを総合的に判断します。

ただし、インプラントを入れている期間が長くなるほど、破損や被膜拘縮などの合併症が起こる可能性は高くなります。10年間追跡した複数の臨床研究でも、一定数に破損や再手術が確認されています。数値はバッグの種類や対象患者によって異なるため、「10年なら安全」「10年を超えると危険」と年数だけで区切ることはできません。

  • 菅野医師

    菅野医師

  • 実際ところ、「バッグは10年経ったら必ず交換しなければならないと思っていた」という方が少なくありません。交換の判断は年数だけでは行いません。硬さ、痛み、左右差、形の変化、画像上の状態を確認し、問題があるかどうかを診察して判断することが重要です。

豊胸は何年くらい持つ?施術別の持続期間

シリコンバッグ豊胸は10年以上持つこともある

シリコンバッグ豊胸は、脂肪やヒアルロン酸のように体内へ吸収される治療ではありません。

そのため、

  • 大きなサイズアップを維持しやすい
  • 痩せ型でもボリュームを作りやすい
  • サイズを設計しやすい
  • 長期間にわたり乳房のボリュームを保ちやすい

という特徴があります。恵聖会クリニックでも、シリコンバッグ豊胸を「半永久効果」の治療として案内しています。

ただし、「半永久的=一生交換不要」ではありません。

FDAは、乳房インプラントは生涯使用を前提とした医療機器ではなく、使用期間が長くなるほど再手術が必要になる可能性が高くなると説明しています。

したがって、シリコンバッグ豊胸については、
「10年以上維持できることはあるが、何年間使えるかを事前に確定することはできない」
という理解が医学的に適切です。

脂肪注入豊胸は定着すれば長期的に残る

脂肪注入豊胸では、お腹や太ももなどから脂肪を採取し、処理した脂肪を乳房へ注入します。

注入した脂肪の一部は術後に吸収されますが、血流を得て定着した脂肪細胞は自分自身の組織として残ります。

一般的な経過は、

  • 手術直後:注入量と腫れによって大きく見える
  • 1〜3ヶ月:吸収が進み、ボリュームが落ち着く
  • 3〜6ヶ月:定着量と乳房の形が安定してくる
  • 6ヶ月以降:定着した脂肪が長期的に残る

という流れです。恵聖会クリニックでも、脂肪注入後は3〜6ヶ月程度を完成の目安として説明しています。

ただし、定着した脂肪も通常の体脂肪と同じように変化します。

例えば、

  • 大幅なダイエット
  • 加齢
  • 妊娠
  • 出産
  • 授乳
  • 大きな体重増減

によって、バストのボリュームや形が変わります。

  • 菅野医師

    菅野医師

  • 脂肪注入豊胸では、「入れた脂肪がそのまま全部残る」と考えている方が多くいらっしゃいます。しかし、実際には血流を確保できた脂肪が定着します。当院では無理に大量注入するのではなく、皮膚の伸び、脂肪の状態、注入できるスペースを確認して量を決めています。

ハイブリッド豊胸も長期間の維持を目指せる

ハイブリッド豊胸は、
シリコンバッグによる確実なボリュームアップ+脂肪注入による自然な輪郭形成
を組み合わせる豊胸術です。

ハイブリッド豊胸解説

バッグで乳房全体の大きさを作り、脂肪をデコルテやバッグ周囲へ注入することで、

  • バッグの輪郭を目立ちにくくする
  • デコルテを自然に整える
  • 左右差を調整する
  • 痩せ型でも自然なシルエットを目指す

ことができます。

持続性については、それぞれの治療の特徴を引き継ぎます。
シリコンバッグ部分はバッグの状態によって維持期間が決まり、脂肪注入部分は定着した脂肪が長期的に残ります。

豊胸の持続期間を左右する原因・メカニズム

シリコンバッグは経年変化による破損リスクがある

現在のシリコンバッグは長期使用を想定して設計されていますが、永久に破損しないわけではありません。

長期間使用することで、

  • バッグ外膜の劣化
  • 摩擦
  • 外力
  • 手術時の損傷
  • 被膜拘縮による圧力

などが関係し、破損する可能性があります。

特にシリコンジェルバッグでは、破損しても外見上ほとんど変化がない「サイレントラプチャー」が起こることがあります。そのため、自覚症状だけで判断せず、必要に応じて超音波検査やMRIなどで確認することが重要です。FDAは無症状のシリコンジェルインプラントについて、術後5〜6年で最初の超音波検査またはMRIを行い、その後2〜3年ごとの評価を推奨しています。

被膜拘縮が起こると硬さや形が変わる

シリコンバッグを体内へ挿入すると、身体はバッグの周囲に「被膜」と呼ばれる膜を形成します。

これは異物に対する正常な身体反応ですが、被膜が強く収縮すると「被膜拘縮」が起こります。

被膜拘縮が進行すると、

  • バストが硬くなる
  • バッグが動きにくくなる
  • 乳房の形が変わる
  • 左右差が強くなる
  • 痛みを感じる

といった症状につながります。

被膜拘縮が強い場合には、バッグの入れ替えや抜去、被膜への処置を検討することがあります。長期追跡研究でも、被膜拘縮は乳房インプラントで確認される代表的な合併症の一つです。

大きすぎるバッグは長期的な形に影響する

「大きいバッグほど長持ちする」ということはありません。

体格や胸郭に対して大きすぎるバッグを入れると、皮膚や乳房組織へ大きな負担がかかります。

その結果、

  • バッグの輪郭が目立つ
  • 皮膚が伸びる
  • バストが下垂する
  • バッグ位置が下がる
  • 左右差が目立つ

など、長期的な形の変化につながります。

  • 菅野医師

    菅野医師

  • 実際の診察では「できるだけ大きくしたい」というご希望も多くあります。しかし、皮膚が薄い方や乳腺量が少ない方に大きすぎるバッグを入れると、時間が経って輪郭や下垂が目立つ原因になります。当院では希望サイズだけでなく、胸郭や皮膚の厚みまで確認してバッグを選択します。

脂肪注入は「血流」が定着を左右する

脂肪注入では、注入した脂肪細胞が周囲から血流を得ることが重要です。

一ヶ所に大量の脂肪を入れると、中心部分まで酸素や栄養が届きにくくなり、脂肪壊死やしこりにつながります。

そのため、

  • 良質な脂肪を使用する
  • 脂肪を細かく分散する
  • 複数の層へ注入する
  • 一度に無理な量を入れない

ことが重要です。

恵聖会クリニックでは脂肪注入豊胸にリポコレクターやQ-graft®システムを導入し、採取した脂肪の処理にも配慮しています。

リポコレクター、Q-graft®システム

豊胸のダウンタイムと起こり得るリスク

シリコンバッグ豊胸のダウンタイム

シリコンバッグ豊胸後は、

  • 痛み
  • 胸の張り
  • 腫れ
  • 内出血
  • 圧迫感
  • 傷の赤み
  • 一時的な左右差

などが生じます。

術後数日は痛みや張りを感じやすく、1〜2週間ほどで腫れや内出血が徐々に落ち着きます。乳房の形は時間をかけてなじみ、最終的な状態を評価するには数ヶ月程度必要です。

シリコンバッグ豊胸で注意する主な合併症には、

  • 血腫
  • 感染
  • 被膜拘縮
  • バッグの位置異常
  • 左右差
  • バッグ破損
  • 感覚の変化
  • 傷跡

などがあります。乳房インプラントには再手術が必要になる可能性があることも、事前に理解しておく必要があります。

脂肪注入豊胸のダウンタイム

脂肪注入豊胸では、胸だけでなく脂肪を採取した部位にもダウンタイムがあります。

代表的な症状は、

  • 胸の腫れ
  • 胸の張り
  • 脂肪吸引部位の痛み
  • 内出血
  • むくみ
  • つっぱり感
  • 一時的な硬さ

です。

脂肪注入特有のリスクとして、

  • 脂肪壊死
  • しこり
  • オイルシスト
  • 石灰化
  • 感染
  • 左右差
  • 脂肪吸引部位の凹凸

などがあります。

術後に極端なダイエットを行うと、定着した脂肪やバスト全体のボリュームに影響するため、体重を安定させることが大切です。

ハイブリッド豊胸は両方のダウンタイムがある

ハイブリッド豊胸では、バッグ挿入と脂肪吸引・脂肪注入を同時に行うため、

  • 胸の痛みや張り
  • バッグ挿入部の腫れ
  • 脂肪吸引部位の内出血
  • むくみ
  • 筋肉痛のような痛み

などが起こります。

自然さとサイズアップを両立しやすい反面、バッグ豊胸と脂肪注入豊胸の両方のリスクを理解して選択する必要があります。

豊胸後に早めの診察が必要な症状

次のような変化がある場合は、年数に関係なく医師へ相談してください。

  • 片方の胸だけ急に腫れた
  • 強い痛みが続く
  • 赤みや熱感が強い
  • 発熱した
  • 急に胸が硬くなった
  • 乳房の形が急に変わった
  • 明らかな左右差が出た
  • しこりを触れる
  • 数年経ってから乳房が腫れてきた

乳房インプラントでは非常にまれですが、インプラント周囲に発生するBIA-ALCL(乳房インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫)が知られています。国内学会資料では、術後1年以上経過してから生じる持続的な乳房周囲の液体貯留、腫れ、痛み、腫瘤、左右差などが注意すべき症状として示されています。

BIA-ALCLが疑われる場合は、超音波検査などでインプラント周囲の液体貯留や腫瘤を確認し、必要に応じて詳しい検査を行います。

  • 菅野医師

    菅野医師

  • 豊胸から何年も経過していると、「手術とは関係ないだろう」と考えて乳房の腫れや硬さを放置してしまう方がいます。長期間問題がなかった方でも、片側だけ急に腫れる、硬くなる、痛みが出るといった変化があれば、自己判断せず早めに診察を受けることが重要です。

豊胸の持続期間を比較|バッグ・脂肪注入・ハイブリッド

項目 シリコンバッグ豊胸 脂肪注入豊胸 ハイブリッド豊胸
持続性 長期間維持しやすい 定着後は長期的に残る 長期間維持しやすい
「何年持つか」 一律の年数は決められない 定着脂肪は自分の組織として残る バッグと定着脂肪の両方による
初期の変化 バッグ容量が基本的に維持される 最初の数ヶ月で一部吸収される 脂肪部分は一部吸収される
3〜6ヶ月後 形がなじんでくる 定着量が安定する 全体の形が安定する
大きなサイズアップ 得意 限界がある 得意
自然な触り心地 体型・バッグ・挿入位置による 得やすい 得やすい
痩せ型 適応しやすい 採取できる脂肪量に左右される 適応しやすい
将来の管理 バッグの状態確認が必要 大幅な体重変化に注意 バッグ管理+脂肪の変化に注意
主な長期リスク 破損、被膜拘縮、位置変化 脂肪壊死、しこり、ボリューム変化 両方のリスク
再施術 状態により抜去・交換 希望サイズによって追加注入 状態によりバッグ交換・追加注入

シリコンバッグは「一定年数で効果がなくなる治療」ではなく、脂肪注入は「数年で全部なくなる治療」でもありません。それぞれ持続の仕組みが異なるため、希望するサイズと将来的な管理まで含めて選ぶことが重要です。

豊胸のメリット・デメリット

シリコンバッグ豊胸のメリット・デメリット

メリット
  • 1回の手術で大きなサイズアップを目指せる
  • 痩せ型でも適応しやすい
  • 希望するボリュームを設計しやすい
  • 長期間サイズを維持しやすい
  • デコルテからバスト下部まで形を作りやすい
デメリット
  • 人工物を体内へ入れる
  • 将来的な状態確認が必要
  • 被膜拘縮が起こる可能性がある
  • 破損する可能性がある
  • 状態によって抜去や交換が必要になる
  • 体型に合わない大きなバッグでは不自然さが出やすい

脂肪注入豊胸のメリット・デメリット

メリット
  • 自分の脂肪を使用できる
  • 触り心地が自然になりやすい
  • 定着した脂肪は長期的に残る
  • デコルテや谷間を細かく調整しやすい
  • 脂肪吸引によるボディラインの変化も期待できる
デメリット
  • 注入脂肪がすべて定着するわけではない
  • 大幅なサイズアップには限界がある
  • 脂肪を採取できる体型である必要がある
  • 脂肪壊死やしこりのリスクがある
  • 希望によっては追加施術が必要になる

ハイブリッド豊胸のメリット・デメリット

メリット
  • 大きなサイズアップを目指せる
  • バッグの輪郭を脂肪でカバーしやすい
  • デコルテを自然に整えやすい
  • 痩せ型でも自然なシルエットを目指しやすい
  • 左右差の微調整がしやすい
デメリット
  • バッグと脂肪注入の両方のリスクがある
  • 脂肪吸引部位にもダウンタイムがある
  • 手術範囲が広くなる
  • 長期的なバッグ管理が必要
  • 費用が高くなりやすい

豊胸をできるだけ長く自然に保つには?

体型に合わない過度なサイズアップを避ける

長く自然な状態を維持するためには、「何cc入れられるか」だけでバッグを選ばないことが重要です。

診察では、

  • 胸郭の幅
  • 元の乳房の大きさ
  • 皮膚の厚み
  • 乳腺量
  • 皮膚の伸び
  • 左右差
  • 下垂の程度
  • 希望するサイズ

を確認します。

短期的に大きく見せることだけではなく、数年後の形まで考えてサイズを決める必要があります。

急激な体重増減を避ける

バッグ自体のサイズは体重によって変化しませんが、その周囲にある乳腺や脂肪、皮膚は変化します。

特に脂肪注入豊胸では、定着した脂肪も通常の脂肪細胞と同じように、体重減少によって小さくなります。

豊胸後のバストラインを維持するためには、大幅な増量と減量を繰り返さず、安定した体重を保つことが重要です。

豊胸後も長期的に状態を確認する

シリコンバッグ豊胸は、手術直後だけ確認すれば終わりではありません。

インプラントは長期間使用できる一方、年月の経過とともに合併症の可能性が高くなるため、

  • バッグの状態
  • 乳房の硬さ
  • 左右差
  • 位置の変化
  • 痛み
  • しこり
  • 急な腫れ

などを長期的に確認する必要があります。FDAはシリコンジェルインプラントの無症候性破損を確認する目的で画像評価を推奨しており、日本形成外科学会の関連資料でもインプラント留置後の画像検査と継続的なフォローの重要性が示されています。 (FDA Access Data)

菅野医師

恵聖会クリニックが豊胸で選ばれる理由とポリシー

豊胸3,530件の豊富な症例実績

恵聖会クリニックの豊胸症例数は3,530件です。(2025年12月31日時点)

豊胸では単に胸を大きくするだけではなく、胸郭、乳房の幅、乳腺量、皮下脂肪、皮膚の厚み、左右差、下垂、授乳歴、希望するサイズ、将来的な管理まで考えて施術方法を決める必要があります。

シリコンバッグ・脂肪注入・ハイブリッドを比較できる

「一番長持ちする方法」だけで施術方法を決めることは適切ではありません。

例えば、

  • しっかりサイズアップしたい → シリコンバッグ
  • 自然な柔らかさを重視したい → 脂肪注入
  • 大きさと自然さを両立したい → ハイブリッド豊胸

というように、目的によって適した方法は変わります。

当院では特定の方法だけに誘導せず、乳房の状態と患者様のご希望を確認したうえで施術方法をご提案しています。

脂肪注入ではQ-graft®システム・リポコレクターを導入

脂肪注入豊胸では、単に脂肪を多く注入すればよいわけではありません。

恵聖会クリニックではリポコレクターを用いた脂肪処理や、Q-graft®システムを導入し、脂肪の質にも配慮しています。脂肪量だけではなく、脂肪の状態や注入できるスペースを確認しながら施術を行います。

2000年開院、2026年で開院27年目

恵聖会クリニックは2000年に開院し、2026年で開院27年目を迎えます。

開院から間もなく30年を迎える長い歴史の中で、手術直後の仕上がりだけではなく、長期経過や修正の相談にも対応してきました。

豊胸は10年、20年先まで考える必要がある施術だからこそ、長期的な視点で治療方針を考えることを大切にしています。

ご紹介で来院される患者様が多い

恵聖会クリニックには、毎月多くの方がご家族やご友人からの紹介で来院されています。

「全ての方にご満足いただく施術を提供し続ける」というポリシーを大切にし、診察から施術、術後のフォローまで信頼していただける医療を目指しています。

患者様お一人おひとりに合った施術をご提案

同じ「2カップ大きくしたい」という希望でも、適した豊胸術は全員同じではありません。

診察では、

  • 希望サイズ
  • 体型
  • 胸郭
  • 皮膚の厚み
  • 脂肪量
  • 左右差
  • 下垂
  • 人工物への抵抗
  • ダウンタイム
  • 将来のメンテナンスへの考え方

まで確認し、その方に合った方法をご提案します。

アップセルをしない適正価格の方針

恵聖会クリニックは、

「高度な美容医療を適正価格でご提供する」

ことをポリシーとしています。

ホームページに記載のない高額な施術料金を提示し、高額な豊胸術へ誘導するようなアップセルは行いません。必要な治療と費用を説明し、患者様に納得いただいたうえで施術方法を決定します。

無理・強引な勧誘をしない

豊胸は、一度の手術だけではなく長期的な身体の変化まで考える治療です。

メリットだけではなく、

  • ダウンタイム
  • 傷跡
  • 被膜拘縮
  • バッグ破損
  • 脂肪吸収
  • しこり
  • 将来的な再手術

なども理解していただき、納得したうえで施術に臨んでいただくことを重視しています。無理・強引な勧誘は行いません。

徹底したアフターフォロー

豊胸は「手術を受けたら終わり」ではありません。

恵聖会クリニックでは術後の、

  • 腫れ
  • 痛み
  • 左右差
  • バッグの位置
  • バストの硬さ
  • 脂肪の定着
  • しこり

などを確認し、経過に不安がある場合に診察できる体制を大切にしています。

長期間経過してから気になる変化が出た場合も、早めに相談することが重要です。

「大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室」と連携

恵聖会クリニックは、

「大阪公立大学 大学院医学研究科 形成外科学教室」

と連携し、保険診療における形成外科治療領域の技術的向上を目指しています。

豊胸においても、見た目の変化だけではなく、解剖学的な理解、組織への負担、合併症、術後経過を考えた治療を重視しています。

豊胸は何年持つ?よくある質問

Q1. シリコンバッグ豊胸は10年で必ず交換しますか?

いいえ。10年経過しただけで必ず交換する必要はありません。
破損、被膜拘縮、痛み、硬さ、位置異常などを確認し、状態に応じて交換や抜去を判断します。ただしインプラントは永久使用できる医療機器ではありません。

Q2. シリコンバッグ豊胸は20年持ちますか?

20年以上使用できる人もいますが、20年間問題なく維持できることを保証することはできません。
使用期間が長くなるほど、破損や被膜拘縮、再手術の可能性は高くなるため、長期的な状態確認が必要です。

Q3. 脂肪注入豊胸は一生持ちますか?

定着した脂肪は自分の組織として長期的に残ります。
ただし、体重減少、加齢、妊娠、授乳などによって脂肪の大きさや乳房の形は変化します。

Q4. 脂肪注入豊胸は何ヶ月で定着しますか?

完成の目安は約3〜6ヶ月です。
術後1〜3ヶ月に一部の脂肪が吸収され、その後に残った脂肪と乳房の形が安定してきます。

Q5. 豊胸後に痩せると胸も小さくなりますか?

脂肪注入豊胸では小さくなる可能性があります。
定着した脂肪も通常の体脂肪と同様に変化するため、大幅に体重を落とすとバストのボリュームも減少します。バッグ自体の容量は体重によって変わりません。

Q6. 妊娠・出産すると豊胸の効果はなくなりますか?

豊胸そのものがなくなるわけではありませんが、乳房の形は変化します。
妊娠・授乳による乳腺の変化や皮膚の伸びによって、下垂、左右差、ボリューム変化が起こることがあります。

Q7. シリコンバッグが破損したらすぐ分かりますか?

必ずしも分かりません。
シリコンジェルバッグでは、自覚症状がほとんどない「サイレントラプチャー」があります。そのため、症状がなくても医師の指示に従って長期的に状態を確認することが重要です。

Q8. 豊胸後は何年ごとに検査すればいいですか?

使用しているインプラントと国内の指針に合わせて医師が判断します。
参考としてFDAはシリコンジェルインプラントについて、無症状でも術後5〜6年で超音波検査またはMRIを行い、その後2〜3年ごとの評価を推奨しています。一方、日本形成外科学会の関連資料では、国内の使用要件基準に基づく2年に1回の画像検査について記載されています。 (FDA Access Data)

Q9. 豊胸して数年後に片胸だけ腫れたらどうすればいいですか?

早めに医師の診察を受けてください。
バッグ破損、感染、液体貯留、被膜の問題などを確認する必要があります。特にインプラント挿入から長期間経過して片側だけ急に腫れた場合は、自己判断で様子を見続けないことが重要です。

Q10. 一番長持ちする豊胸はどれですか?

大きなボリュームを長期間維持しやすいのはシリコンバッグ豊胸とハイブリッド豊胸です。
一方、人工物を入れず自然な触り心地を重視するなら脂肪注入豊胸が適しています。「何年持つか」だけではなく、希望サイズ、自然さ、体型、将来の管理まで含めて選ぶことが重要です。

まとめ|豊胸は何年持つかより「長期的に安全に維持できるか」が重要

豊胸が何年持つかは、施術方法によって考え方が異なります。

  • シリコンバッグ豊胸:10年以上維持できることもあるが、永久に使用できるバッグではない
  • 脂肪注入豊胸:術後3〜6ヶ月で定着した脂肪は長期的に残る
  • ハイブリッド豊胸:バッグのボリュームと定着脂肪を組み合わせ、長期的なサイズアップと自然さを目指せる
  • 「バッグは10年で必ず交換」は誤解
  • 年数だけでなく、破損・硬さ・痛み・左右差・形の変化を確認することが重要
  • 豊胸後も長期的なアフターフォローが必要

乳房インプラントは生涯使用できることが保証された医療機器ではなく、長期間使用するほど合併症や再手術の可能性は高くなります。

恵聖会クリニックでは、豊胸3,530件の症例実績(2025年12月31日時点)と2000年開院から積み重ねてきた経験をもとに、シリコンバッグ、脂肪注入、ハイブリッド豊胸などから患者様お一人おひとりに合った方法をご提案しています。

  • 菅野医師

    菅野医師

  • 豊胸では「何年持たせたいか」だけでなく、希望するサイズ、自然さ、体型、ダウンタイム、将来的なメンテナンスまで考えることが重要です。
    当院ではアップセルや無理・強引な勧誘を行わず、メリットとリスクを理解して納得いただいたうえで施術を選択していただくこと、そして施術後も責任を持ってアフターフォローすることを大切にしています。

シリコンバッグ豊胸について詳しく見る

監修医情報

菅野 兼史医師
医師名
菅野 兼史
略歴
2006年 大阪市立大学医学部卒業
卒業後、大学病院、大阪市立総合医療センター、一般病院にて腫瘍外科(消化器外科、乳腺・内分泌外科)を中心とした臨床経験を積み重ねる。
2017年4月 恵聖会クリニック入職
所属学会
日本美容外科学会(JSAS)
資格
医学博士
日本外科学会専門医
菅野医師プロフィール

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